変形性膝関節症

変形性膝関節症とは関節軟骨がすり減る事で膝に痛みや腫れがでることです。しかし、軟骨自体は神経がないので軟骨がすり減る事だけでは痛みは生じないのです。痛みの原因は膝関節の動きで発生する摩擦熱が大きく関与してるのです。なので軟骨がすり減っても膝の周りの組織を緩めて動かしやすくすれば痛みは改善していきます。
まず、最初にチェックすることはお皿(膝蓋骨)の動きです。チェック方法は簡単にできますので試してみてくだい。(チェック方法はこちらひざの老化度チェック

お皿の動きは指1~2本であれば要注意です。3本~4本であれば正常な動きです。お皿の動きを改善できると、膝の曲げ伸ばしがスムーズになり摩擦熱が軽減され痛みも改善していきます。
膝の動きに大きく関与するのは太ももの外側にある腸脛靭帯と脛骨の内側につく筋です。この二つが緊張していると大腿部と下腿部が上手く動かなくなり、摩擦熱が発生してしまいます。この筋肉、靭帯をストレッチすると症状が改善にむかいます。
膝の狭い範囲の原因は上記ですが全体的にみると不良姿勢(猫背)があります。猫背であると膝に負担がかかり痛みに繋がりますので猫背を改善すると比較的早く症状が改善することが多いです。セルフ療法と通院をあわせて行うことで根本改善します。

施術方法
大腿直筋筋膜リリース、膝蓋骨調整法、腸脛靭帯、脛骨内側につく筋のストレッチ、
猫背調整法、無血刺絡法(脳-脊髄-膝パート)、PNF調整法、セルフ療法